【書評】米国つみたて投資

こんにちは!
リリィです!

本日はこちらの本、「毎月3万円で3000万円の「プライベート年金」をつくる 米国つみたて投資」の書評を書き残します。

今まさに私がやっている米国積み立て投資について買いてありそうだったのでAamazonで見つけて即ポチ。

2時間もかけずに読み終わるシンプルな内容でした。

それでは早速みていきましょう!

何の本なの?

タイトルの通り、米国積み立て投資についての本です。

まだお給料があるうちに米国株に積み立て投資して老後に取り崩すための資産を作ろうね、ということが書いてあります。

章の紹介

全6章で構成されていて、目次は以下の通りです。

  1. 第1章:なぜ資産運用が必要なのか?
  2. 第2章:なぜ米国なのか?
  3. 第3章:こうやって積み立てよう
  4. 第4章:「米国つみたて投資」8つの鉄則
  5. 第5章:買うべき投資信託はこの4本
  6. 第6章:iDeCoとNISAの活用法

大前提

まず大前提として、この本はFIREを目指すことを目的としたものではありません。
タイトルにもある通り、自分で年金を用意することを目的として投資という手段を提案しています。

そのため、第1章で語られる資産運用を必要とする理由がかなり深刻に描かれています。

「増える社会保険」「増えない給料」「期待できない退職金」。

聞きたくない話ばかりですが、現実問題として数字に現れていることが示されます。

その上で、「もし老後に3000万の資産があったら?」という理想を提示し、どうやって3000万用意するかの手段として米国つみたて投資が提案されます。

私の所感

概ね主張には同意でした。

米国を選ぶ理由も積み立て投資にする理由もまぁそうだよね、というものです。

具体的な投資信託の銘柄を紹介しているのは攻めたなーという印象ですが、初版が2019年ということもあって選択肢にS&P500かダウ指数しかなく、NASDAQのようなグロースよりの指数は候補になっていないようですね。

アフターコロナの今改めてどう考えるのか聞いてみたいところです。

また、同じ米国つみたて投資と言ってもこちらは年金として取り崩すことを前提に話が展開していきます。
つまり、配当金で生活費を賄うとか、4%ルールで資産がなくならないとか、そういう話ではないのですね。

よりマスに向けた話としてわかりやすくまとまっていたと思います。

まとめ

みんな米国米国って言うけどなんでなん?と気になっている方には一つのアンサーが手に入るのではないかと思います。

FIREを前提にしないことでより再現性の高い方法論になっているかなという印象です。

老後2000万などと言われて久しいですが、いつまでにいくらあればいいのかは定期的に考えておきたいですね。