こんにちは！
リリィです！
今回は「72の法則」についてご紹介します！
72÷金利の結果がお金が2倍になるまでにかかる年数になる、という法則です。
理系っぽく定義すると、
現在資産をx、利回りをyとした時、xが2倍になるまでにかかる年数zは
z = 72÷y
となります。
もうこれが全てなんですが…
もう少し詳しくみてみましょう。
もっと理解するために具体例を確認してみましょう。
現在資産を仮に100万円、利回りを3%とします。
すると、100万円が資産運用だけで200万円に増えるまで（72÷3）年、つまり24年かかるということになります。
利回りが4%なら（72÷4）年なので18年ですね。
1%変わるだけで6年も変わるなんてなかなか衝撃です。
1%~15%くらいまでを一覧とグラフにしてみます。
さて、72の法則がどういうものかはご理解いただけたでしょうか？
しかし、なぜ72なのかについては不明なままですね。
計算から求めてみましょう。
現在資産を1、運用利回りをx%、運用年数をyとすると、資産が倍になるとは以下の式で表せます。
今求めたい値は運用年数yなのでyを求める形に変形します。
右辺をいい感じに計算すると、おおよそ
となります。
なので厳密には69の法則という方が正しそうですが、72にしても大きなズレがないことや72の方が公約数が多くて利便性があることから、72の法則と呼ばれるようになっているそうです。
この法則の面白いところは、資産を倍にするまでにかかる年数は現在の資産の絶対値に関係しないというところですね。
100万が200万になるのも、1億が2億になるのも同じ時間がかかることになっています。
現実的にはより資産が多い方がリスクを取りに行けて利回りが高くなったり、あるいはその逆だったりと、資産状況によって利回りが変わってくるので同じにはならないと思いますが、時間は全員の味方ということでしょうか。
「72の法則」というものについてご紹介しました。
これからファイナンシャルプランを考える方や銀行に投資に回しても良いくらいの余剰資産がある方は計算してみると面白いんじゃないでしょうか。
FIREプランに使うことをかんがてみると、利回り5%で2500万を5000万にするには14年くらいかかることになるので、FIREのためにいつまでに2500万必要なのか目安を知るために使えますね。（実際には並行で入金もあるのでこの通りにはなりませんが）
それではみんなでFIRE目指して頑張ろう！
